第2級シャトーの中でも特に素晴らしい品質を持ち、第1級への昇格をも視野に入れた最強の「スーパーセカンド」。
同じ村で同格付けの「シャトー・コス・デストゥールネル」の良きライバルです。
濃密でタンニンの強いフルボディワイン。
第1級シャトー・ラトゥールと並んで、長期熟成型のワインで、熟成には最低10年が必要という説もあるほど。
熟成を重ねることで香り・華やかさ・余韻はさらに開花します。
1970年代後半から、カベルネ・ソーヴィニヨンやプティ・ヴェルドの代わりにメルロを多くブレンドし、軽いスタイルに変えたことがありましたが、モンローズのファンから歓迎されず、1986年以降元のような重厚で力強いスタイルに戻りました。
凝縮感たっぷりで濃密、成熟したタンニンの力強さと繊細さを同時に備え、「サン・テステフのラトゥール」とも呼ばれています。