メドック第3級シャトー・ラグランジュ。
歴史は古く中世にまで溯り、区画の一部はボルドー聖堂騎士団の領地でもありました。
1983年にサントリーグループが買収してからブドウ樹の植え替えなど抜本的な改善を行い、格付け3級の名声に恥じない偉大なワインを造り出し、近年大注目を集めています。
たっぷりとしたタンニンを持ち、ふくよかでリッチな仕上がり。
厳しい選別が行われ、非常に熟した果実が手摘み100%で丁寧に収穫されています。
瓶内で20〜30年は成長するハイ・ポテンシャルなワインです。
厳しい評価で知られるル・クラスマン誌(現レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス誌)に星付で大注目させ、「特筆に値する厳格なセレクションによって堅牢で色が濃く古典的なメドックのタンニンを持つ実に安定したワイン」と言わしめ、17.5/20獲得。
パーカーポイント92〜94点、ワインスペクテター誌93点、スティーブン・タンザーIWC91点獲得の高評価。