1855年の格付け当時から五大シャトーの先頭を争う高貴なワインです。
女性らしいと形容される理由は並外れたタンニンのしなやかさによります。
シャトー・マルゴーは昔から熱狂的なファンを持つワインとして知られています。シャトー・マルゴーを愛した人物としては、ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人、共産主義思想家のフリードリヒ・エンゲルス、第3代アメリカ大統領トーマス・ジェファーソン、イギリス初代大統領ロバート・ウォーポール、作家のアーネスト・ヘミングウェイ、俳優チャーリー・チャプリンなどがあげられます。
また、日本映画「失楽園」の主人公の男女が最後のシーンで口にしたワインとしても有名になりました。こうした逸話の多さが、このワインにさらなる夢と憧れを抱かせていくのでしょう。