19世紀後半から20世紀半ばにかけては所有者が転々と代わり、衰退していきましたが、1962年にロスチャイルド家が買収、ブドウの植え替えや排水設備の整備、区画の購入、醸造所と貯蔵庫を新設するなど徹底的な改修や改革が行われ、高い品質のワインを生むシャトーに生まれ変わりました。
パーカー氏も『3級に昇格すべき』とする4級格付けシャトー。特に近年の出来ばえ、そして評価は目を見張るものがあり、2005年産の94点、2000年産の90点に続き、2012年2月のワイン・アドヴォケイト199号で驚異の97点獲得。
エレガンスとフィネスが見事に融合したスタイルは、まさにラフィットに通じる格調の高さ。
5〜7年で飲み頃を迎えますが、更に30年間以上は続くだろうと言われています。